第4回

唯一のPSO知り合いであった同僚を失ってから、嫌気がさしPSOを止める事にした…
と言う事は無かった

ただ、この当時他に知り合いなど全くいなかった事は事実で、毎日繋いではいたが一人で潜ってばかりいた。
PSO上で会った人が全てチーターに見える。
あれさえなければ拗れる事は無かったわけで、多分現在なんだかんだと一緒に潜っていたんだと思う。
極論だと言われても原因の一つを作ったのはチートである事は否定できない事実。

そう思うと全てを憎むような気持ちでPSOを触っていた。
他人から貰ったどんな些細な物であっても受け入れない、全て処分した。

それこそマテリアルの一つも信じられなかった。

「よさそうな人と一緒になっても裏でどんな事をやっているのか解ったもんじゃない」
「会った人全てがチーターみたいな事をやっているはずだ」
ネットで会った人をむやみに信頼するのは止めましょう、というインターネット推進委員会みたいなフレーズがそのまま実践で投入されているような毎日を過ごす。

ネット疑心暗鬼者である自分が更に加速した状態だった。

やけっぱちになりUSAサーバーを出入りするようになったのはこの頃(ヨーロッパの方は重過ぎるため怖くて断念)
筋金入りの海外嫌いでも、汚物まみれになりかけている日本サーバに居るより、失礼だが初めから汚物まみれだと解っている海外サーバーの方が気が楽だと思ったからである(ほんとに失礼だ…)
無論、出入りしている日本人と会話する気は無い。
日本人は必ず全員絶対ににわかチーターだと思ったから。

それにしても、自分が会った外国人はそれっぽい物を持っていなかったのがちょいと不思議だったが…
(覚悟して行ったのに拍子抜けだった、それよかヘタレ英語に付き合ってくれるいい奴が多かった、名前覚えていないけど感謝です(英語じゃないから解らないだろうけど(汗)))


ただ、そこまでしても何故か止めると言う考えは出てこなかった。
未だに謎である。

それどころか、PSOに対しての投資が増える。

アイテム移動を手伝ってくれた知り合いはもういない。
そうなると誰かに助けを求めるわけだが、自分のアイテムをその場限りの奴に持っていかれる可能性がある。
もうこのゲームでトラブルになるのは真っ平ごめんである自分は、自己移動の道を選択する。

すなわち新しいDCを買う事である。

このとき、日本のPSOはライセンスを支払うが、USA版はライセンスと言う物がない事をUSAサーバであった外人に教えてもらう。
そして、USA版のDCとPSOを価格が高い事を承知で秋葉原にて購入。
それと同時にBbAが必要になるのだが、あいにくこの時、長期間品薄により取り寄せにも時間がかかるような状態になってしまっていた。

待ってられない自分が選んだ道は、モデムをLANに擬似的に繋ぐ「モデムセーバー」というかなり出費をする機械を買う事だった。

はまり具合は加速する。

キャラクターを色々メイキングしてみたいという欲求に駆られる。
その欲求通り4xタイプのビジュアルメモリを買ってくる。
現在、自分の4xVMは5つ、うち全てがPSOのデータ。
つまり、キャラクターが20体居ることになる。

更に通常のVMも3つほど割いている為計23体のキャラクタがDC用としてスタンバイしている。
が、現在は殆ど動いていない。

そんな中、プラスアルファが付加され、ロスト仕様が変更されたVer2が発売されるという話を聞く。
この時、昔っからの付き合いの友人ともなかなか忙しくて会えない昨今、ゲームを通して夜位は会話できんかなぁ、と考えた。

ターゲットは2人。

但し、求めたのはあくまでも「知り合いチャット」のノリ「だけ」である。
他は求めていない。
電話での3者通話じゃ金もかかるし、普通のチャットじゃ面白みが無いし、相手がのってくれるならこのゲームを使って皆(と言っても基本のこの3人、他はどうでも良い)で盛り上がれるし一石二鳥だ。

数十年付き合いがある悪友兼親友(腐れ縁だよなぁとか言いながら笑えるいい奴)と約十年付き合いがある親友(パソコン通信の時代から考えると膨大なログがあるほどやり取りしている)にコンタクトを取る。
二人ともあまり乗り気じゃない(笑)

特に後者はDC自体にかなりの疑心を持っている。

(ちなみに前者に対してはやはりDCを持っていなかった為、PSOをかなり暑苦しく語り、最重要事項であるジークSEGA機のホカーソ!あとサクラ大戦!(笑)見たいな事を伝えた記憶があるが、よく覚えていない、すまん。ただ彼はPSOからではなくサクラ大戦からDC動かし始めたのは君と僕の秘密と言う事になっているかどうかは不明である(というか普段からこんなノリで悪友兼親友とは話している)そして彼はサクラ大戦にはまる(ぼそ))

話を元に戻そう。
…ある意味落ちぶれたメーカーのマシンである、通常の反応といえばそれまでである。
よくわかる、気持ちは良くわかる。
大体この時点で「SEGAゲーム機撤退!」話が出てからずいぶん経っている。
余計なもんを買わせるのも忍びない。

だが、この「知り合いチャット」がどうしてもやりたかった自分としては、できる限り誘う。

特に我々3者はなんとなく繋がりがあっただけで3者で色々語った事は無かった。
出来ればある意味見えないグループを作りたい、そう思った。

今思うと、どう考えても「勧誘」の域を脱してなかった事は認めよう。

その勧誘も実り(笑)「知り合いチャットが」出来る運びとなる。

…が、その計画もしばらくして狂い始める。

この時は本当に真面目に「人間って思ったように付き合えないもんだなぁ」と考えた物である…